今年で父の法要が5回忌を迎えます
法要は現実を受け入れなくてはいけないので今だにつらいですがね

父の病気が診断された日の事よく覚えています
母と兄と私で話を聞きました
「胃癌です。あまり状態は良くありません。レベルは4」
ほとんど何も食べれなくなっていた父の胃の中はだいぶ前に食べたものがいっぱいで消化されていませんでした
貧血もあり1人で歩くのも困難
すぐに手術はできる状態ではない・・・
入院になりました

私は癌の知識がなかったのでたくさん調べましたが、どれを読んでもつらいものばかりでした

兄は救急救命士なので知識も高く、年内を覚悟する必要があるかも・・・と話してくれました

しかし、それから4年間の介護生活ができたことあの日の告知からは考えられませんでした
私や家族がどのような介護生活をしたのか少しお話しします

私は今のように健康医療には携わっていなかったのでお医者様の指示を聞き、わからない事や出される薬、何の点滴なのか?事細かく確認し
検査治療の日は必ず家族2人は付添いました

いつ急変してもおかしくないため、私はちゃんと自分自身納得したいから人任せにはしたくなく、看護婦さんの仕事も全て近くで見させていただきました
あと私ができる事は父を笑わせ楽しませる事
体やお顔をきれいにしてあげる事
身だしなみ意識の高い父の爪切りから鼻毛切りまでやりましたね
たくさんお顔に触れ体に触れ手を握り
温もりを感じ癒されて欲しかったのです

「今日いいね〜!いい顔してるよ!」とか
ピンクや暖色系の顔色が暖かく見える色の防寒着を用意し、「病人ぽくないね」なんて自分で言ってました

きっと死にたくないと思っていたのでしょう
父はみるみる体力が付き、手術ができる事になりその後は胃は全摘でしたが考えられないほど普通に食事もできるようになりました
退院後も自宅で母の介護の元、私や兄や孫達や親戚など代わる代わる会いに来てくれて、良くしてくれて、「今が一番幸せだー」と良く言ってました

生活の中で気をつけていたのは
●食べたいと思うものを食べてもらう事
●寒いと感じさせない対策をする事
●体温チェックをこまめにする事
●排便・ガス抜きを遠慮させない事、かえって喜んでました 笑
●ウイルス等を持ち込まない事
●気持ちがいいと思う事をする事
●マッサージ

自分が後悔をしたくないから父が喜ぶ事は何でもしたかったのです

今のように免疫力だとか知らなかったのですが
兄がやってるのを見て真似したり、ハートを温める事で免疫力は強くなったと思います
後悔はしていないのですが、今であれば最先端療法や免疫改善にもっともっと的確なケアができたと思います

私が経験した父の病と介護
体と心の負担を取り除き回復の変化が嬉しいケアがある事を知って欲しいし、つらい現実が目の前に来た時に同じ経験をした友人の話がとてもとても参考になったのです
私の経験が、患者様・ご家族様にとって何かお役に立てるならと思い書いています

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