皆さん、ちぢみほうれん草って食べた事ありますか?

私は手に取ったこともなく、色の濃さと強付いた感じがかたいのかな?と勝手にイメージしてました。
たまたまヘアメイク&シェフという肩書きの女性とお仕事でご一緒し、現場スタッフのランチを作ります!という流れに。
そこで、テキパキと作られたお料理がこちら!

★シーフードサラダ
★野菜たっぷりのコンソメスープ
★牡蠣ときのことちぢみほうれん草のパスタ

手早さにも驚きましたが、ちぢみほうれん草との出会いにも驚き、これは美味しいんですか?と聞いたら甘くて濃くてとっても美味しいですよ!この時期はこれはオススメ‼︎との事でした。
実際にパスタをいただきましたが、濃い緑が綺麗で、かたくもないし、食べにくくもありませんでした。

一瞬で私のアンテナにビビビッ‼️
これはいいぞ

早速買って帰り、その日はラーメンにのせ、翌日はベーコンと炒めて食べました。
寒い外気で育つため、虫除けの薬も使わずに自然栽培でより強くなったほうれん草。魅力的✨

ここでちょこっと豆知識

ちぢみほうれん草とはほうれん草の品種名ではないんです!
私も品種と勘違いしましたが、ちぢみほうれん草とは品種名のことではないんです。
栽培方法から寒締めほうれん草と呼ばれます。『寒締め』(かんじめ)とはほうれん草の収穫前に冷温にさらす処理のことです。

ほうれん草は寒い冬の時期はハウス栽培が中心になりますが、昔からの栽培方法である露地栽培をすることで寒い外気にさらし、虫による被害も少ないので農薬を使わないで栽培ができるという利点があります。

そして寒い外気にさらされたほうれん草は寒さに耐えれるように葉が厚くなりギュッと縮みます。そしてたんぽぽのように地面に葉を広げて成長します。

この葉が縮んだ状態から『ちぢみほうれん草』と呼ばれるようになりました。

確かに葉がギュッと縮んでます。そして肉厚です。

また、外気にさらされたほうれん草は低温ストレスにより糖度やビタミンC、ビタミンE、βカロテンなどの栄養が上昇します。夏に出回るほうれん草より甘味があり栄養価が高くなるのはこの『寒締め』の処理をしたからなんです!

では寒締め処理をしたちぢみほうれん草はどれぐらい栄養価が上がったのでしょうか?

ちぢみほうれん草の栄養はビタミンCや糖度がアップする!

ちぢみほうれん草と夏のほうれん草を比べてみると、
・ビタミンCはほうれん草の4倍アップ!(20mgから60mgへ増える)
・糖度はトマトと同等になる!(ちぢみほうれん草の甘味はほうれん草の9倍)

ほうれん草自体はビタミンA(βカロテン)、ビタミンB²、カリウムに鉄と豊富な栄養を含む野菜ですが、ちぢみほうれん草で特に目立つ上昇がビタミンCと糖度です。

もちろんβカロテンやカリウムなどの栄養も上昇するので、夏のものより冬のちぢみほうれん草を食べるほうが健康面でおすすめです^^

簡単にビタミンCや鉄のご紹介をします。

ビタミンCは疲労回復や免疫力をアップさせる!
ビタミンCは疲労回復や風邪の予防、抗酸化作用によるがん予防、老化防止に効果があり、他にもコラーゲンの生成と深く関わりがあり、コラーゲンの働きが強化されると肌にハリ・ツヤが出るなど美容にも期待できます。

鉄はリサイクル栄養素!
血液を作る重要なミネラルで、鉄の主な働きは酸素を体の各細胞や組織に運ぶことです。体内で繰り返し利用されるリサイクル栄養素と言われます。
一日の所要量はわずかでいいのですが、吸収率が低いため欠乏しやすいのが特徴です。

栄養がアップしたものなら食べてみたいですが、気になるのが食べ方ですよね。
次にちぢみほうれん草の食べ方とゆで方をご紹介します!

ビビビッ‼️は大正解。

やっぱり素晴らしい冬野菜です。

白菜のかわりにちぢみほうれん草を使ったしゃぶしゃぶもオススメとシェフから聞きました。

この時期はお手頃価格なので毎日食べたい食材ですね。

もし、オススメレシピがあったら教えて下さいね。

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